お客様の声 vol.2 F.Bdrone 代表 田中浩一様
第14次小規模事業者持続化補助金で採択を受けたF.Bdrone代表の田中様にインタビューへ応じていただきました。
ご自身の取り組まれる事業について、その概要を教えてください
昨年11月に岐阜市で起業し、主には空撮による映像制作に取り組んでおります。
ほかにも、ドローンスクール向けの監査団体に参画したり、PR動画の編集やドローン関連の記事執筆を行ったりと、いくつかの事業を並行している状態です。
開業間もないタイミングで補助金が使えることを知ったきっかけはどんなことでしたか
もともと独立する前から活用できるものは活用したい、と考えている中で創業間もなくから使える補助金があること自体は知っていました。
そんな中で、ドロビジ(ドローンのオンラインコミュニティ)で中島さんが発信している内容を見て、この持続化補助金が使えるのではないかと思い、コンタクトしてみました。
実際に補助金申請する前の補助金に対する印象と、ギャップを感じる部分はありましたか
正直、これほどのボリュームとクオリティを求められるとは思っていませんでした。
会社員をしていると、事業計画書に触れる機会ってあまりないですよね。
もちろん、独立するにあたって計画書はどうやって書くのかを調べることはあったのですが、web上でアクセスできるものはどこか具体性に欠けていて、あまりリアリティが湧きませんでした。
今回の補助金申請を通じて、自分の会社の事業計画書が完成してみると、ぼんやりと考えていたことが文章として整然とすることの強い力を感じました。
単に補助金を受給できるという利点だけではなく、事業計画を一緒に作り上げていくミーティングを通じて頭の整理ができ、経営の方向性を定めることができた点で、依頼をしてよかったと思っています。
オフィスキートンの仕事はいかがでしたか
最初はもちろん費用の掛かることに迷いつつも、オフィスキートンさんへ依頼をしてみてやはりプロの仕事だと感じました。自分では書くことのできないクオリティのものを納品していただいたこと、手続きのガイダンスも含めたレスポンスの早さや全体のディレクションについても、満足しております。
経営者として、これから度々事業計画書を書く場面があると思うのですが、最初にその好例を頂けたことは自身の資産としてみなすこともできそうです。
ご自身のビジネスは補助金の活用によって、どのように向上すると期待ができそうでしょうか
実際に設備投資や広告宣伝を行うのはこれからなので、まだ実感ができていないのが正直なところではございますが、間違いなく言えるのは補助金が不採択であった場合に見送っていたであろう項目がいくつかあることです。
今回、私の申請した内容としてはドローンの機体をいくつかと、ホームページ制作やSNS広告に予算を当てておりました。機体はどちらに転んでも買うつもりでいたのですが、ホームページは自身で簡易的なものを作成している今のものからグレードを上げる投資判断は、不採択であった場合間違いなく見送っていたはずです。
スモールスタートをするべし、という鉄則はあるものの、初動を勢いよく走らせていくためには補助金の活用が最適解な気がします。
これからお考えの展望について、お聞かせください
空撮の映像制作でより多くの、より面白い案件にかかわりたいと思っています。
そんな中で今、自分が力を入れているものの1つとして、FPVドローンのスキル向上があります。
機体を直接目で追いながら空撮する一般的な機種とは違い、ゴーグルを装着してドローンのカメラから送られてくる映像を基にドローンの視点を借りながら操縦するというもので、技術的なハードルが高いとされています。
このスキルを身に着けることができれば、例えばロケーションの良さをアピールしたいような旅館やゴルフ場などのPR動画も非常にダイナミックなものが撮れ、大いに可能性のある代物だと思っています。
そうした映像制作を通じて、地元の観光を賑わせることが当面の目指したい姿ですね。
これからも応援しています!ありがとうございました!
ありがとうございました。