文 は 事業 なり
ご挨拶
企業経営者は「新しいことを仕掛けたい」が、「会社を安定して運営したい」というジレンマを常に抱える仕事ではないでしょうか。
そして、日々の決断は「こちらを立てればあちらが立たず」であることが大半であり、正解がないからこそ経営は難しいのだと思います。
そんな中で、補助金はそのトレードオフを限りなく解消に近づける、数少ない手段ではないでしょうか。
私は、自身がコンサルティング業界の出身ではありません。
その分、知っているフレームワークの数や、分析ツールのレベルで比較をすれば劣ってしまうことでしょう。
しかしながら、他のコンサルタントが滅多に持たない実体験を持っています。
それは、とある地方企業で責任者として新規事業へ取り組んだ際、補助金の採択によって会社が勢いづいたことを「中の人」として体感したことです。
補助金には、額面だけでは言い表すことのできない価値があることを確信したのです。
その意味で、集積型コンサルティング会社のロジカルな提案ではなく、実体験に基づいた企業の「息づかい」を汲み取る力が、自社の強みと言えるかもしれません。
元「中の人」として、補助金がときに会社を変える力を宿していると、本気で信じています。