news [コラム]速報!ものづくり補助金第18次が公募開始 2024 02.01 今回は、速報!ということで昨日1月31日に発表されたものづくり補助金、これが第18次公募ということで今年2回と決まっていたものづくり補助金の2回目、つまり今年ラストの全容が明らかになりましたので、概要を解説いたします。 速報ということで詳細の解説や具体的な事例はさておき、押さえておきたい要点だけに絞って簡単に見ていくことを趣旨とします。 さて、そもそもものづくり補助金、馴染みのない方もいらっしゃるかと思いますので、どんな補助金なのかというところからスタートし、何にいくら使えるのか、スケジュールはどうなっているのか、という概要から説明しますと、中小企業や個人事業主が使うことのできる「革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスなどの省力化に必要な設備投資などを、国が補助する比較的大型な補助金」です。 よくある誤解として、製造業のように直接ものを作っていないといけないんでしょ、というものがありますがそんなことはありません。 メーカーから既製品の機材を導入することで、新たな価値を生み出すことができればいいわけです。ですから、比較的あらゆる業種で使うことのできる補助金として人気の高いものですね。 金額は枠によってまちまちですが、最も大きなものだとなんと1億円まで、使いやすいところで言っても1000万円ほどまでは設備投資に使えるという代物です。 大体、補助率(設備投資のうち、補助金で後から補填される額の割合)は1/3~2/3くらいです。ざっくりいえば、35%~65%OFFで設備投資ができる、という感じですね。いいですよね。 さきほど今年は2回あると申し上げましたが、そのうち初めの回が3月1日締め切り、昨日発表された後発の回が3月27日というわけです。 で、多くの事業者さまにとっては実質、この後発の回が今年唯一使えるものづくり補助金となるといえます。 なぜかというと、前半の17次公募回は、オーダーメイド枠というちょっと当てはまる業種や用途が少ないもののみの回となっているからです。 で、後発の18次公募回は昨年までと同様、用途の広いものを対象としております。 もちろん、これは国の指針がどうなるのかわからないのですが、この補助金もいつまで継続するかわかりませんし、少なくとも今回を見送ると早くても1年後、というくらいの感じなので数百万円から数千万円くらいの設備投資を考えている方は、下手したらラストチャンスになりかねませんのでぜひともトライしてみてください。[弊社特設サイトはこちら]monodukuri